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Flower Thrower⑩最終回


本日、Flower Thrower最終日です。それでは、初心者の方にも分かりやすく、解説します。

まず、BANKSYのStreet Graffitiはアメリカ、イギリスで大きく2つに分けることができます。アメリカ、イギリスを比べると、やはりイギリスの作品に軍配があがります。理由はいくつもありますが、それは皆さんで研究してください。

アメリカ作品

イギリス作品


2つを比べるとイギリス作品の芸術性がわかります。確かにアメリカものにも、Exit Through The Gift Shopのロードサインなど、希少なものもあります。特に私の大好きな作品です。下の写真はユタ州のコレクターから譲り受けたものです。何でユタ州?と思われた方、Exit Through The Gift Shopと言えばユタ州なのです。知らない人は調べてみて下さい。


右ネズミ

左ネズミ


Flower Throwerのロードサインのみで言えば、イギリスものがはるかに上です。次に、イギリスのもののなかでも、Banksy活動年代、活動場所が証明できるかです。タイトルの作品2点はWeston Super Mareと読めるステッカーが貼ってあります。これは正にコレクター垂涎作品です。

次に年代です。2000年代初期の作品はとにかく繊細で、より希少性があります。Flower Throwerも小さく繊細に描かれています。下の写真の作品は、今は別の方が所有していますが、貴重な2000年代初期作品です。もちろん市場価値も高くなります。


初期ものは絵が小さいものが多い

これら全てをトータルすると、イギリスもの、2000年代初期もの、裏にWeston Super Mareのステッカーがあるものが、ナンバー1ということになります。つまり今までの作品で言うと、もうお分かりだと思います。あとはご自分で考えてみて下さい。でも、これは全て市場価値の話です。大切なのは、あなたの気に入ったものが一番なのです。


『アートの価値はあなたの心が決める』

Tama Sala

おわり






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